楽天カードのキャッシングを利用した後は、口座振替(引き落とし)で支払うのが基本。
リボ払いで返済している場合は、希望に応じて振込(繰上返済)もできます。
厄介なことに、ATMからの返済には対応していません。
コンビニATM・銀行ATMから返済できないので、口座振替もしくは振込で返済する必要があります。
ここからは、楽天カードのキャッシング返済方法について、細かくチェックしていきましょう!
- 内容をざっくりまとめると
- はじめに|コンビニATM・銀行ATMからは返済できない!
- 楽天カードのキャッシング|返済方法まとめ
- 楽天カードのキャッシング|繰上返済するメリット・デメリット
- 楽天カードのキャッシング|返済シミュレーションの活用方法
- 楽天カードのキャッシング|返済額を確認する方法
- 楽天カードのキャッシング|返済額を変更する方法
- 楽天カードのキャッシング|利用・返済時の手数料を抑えるコツ3つ
- 楽天カードのキャッシング|返済日(引き落とし日)は27日
- 楽天カードのキャッシング|返済に遅れると生じる問題
- キャッシングの返済に関するQ&A
- Q:分割で返済することはできないの?
- Q:返済が反映されるのはいつ?
- Q:一括で返済したい時はどうすればいいの?
- まとめ
内容をざっくりまとめると
- キャッシングの返済はコンビニでできない
- コンビニATM・銀行ATMからの返済に対応していないため
- 返済方法は「口座振替」もしくは「振込(繰上返済)」
- 一括(一回)払いかリボ払いを選択できる
- リボ払い額の変更や、まとめて一括で支払うこともできる
はじめに|コンビニATM・銀行ATMからは返済できない!
楽天カードのキャッシングを利用した後は、期日通りの返済する必要があります。
ただ、返済方法が「口座振替」と「振込」のみ。
コンビニATM・銀行ATMから返済することができないんです。
(出金・借入はできますが…)
コンビニATMからも返済できれば、かなり使い勝手がいいんですけどね…。
ちなみに、口座振替が行われるのは27日。
また、振込で返済する(繰上返済する)場合は、事前に楽天カードコンタクトセンターに連絡する必要があります。
返済方法については、次の項目で詳細を見ていきましょう!
楽天カードのキャッシング|返済方法まとめ
楽天カードのキャッシングについて、返済方法がこの3つです。
ただし、3つめの「コンビニ払い」は、遅延した時のみに限られます。
遅延すると催促ハガキが届くのですが、そこにはコンビニ払い可能な振込書が同封されています。
それを持ってコンビニに行き、支払いをする〜というもの。
なので、基本的には「口座振替」で支払い、お金に余裕がある時は「振込(繰上返済)」をする形になります。
口座振替(自動引き落とし)
口座振替(自動引き落とし)が行われるのは、毎月27日。
これはショッピングの引き落とし日と同じですね。
ちなみに、27日が土日祝日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
ただ、引き落としが行われる時間・タイミングについては、金融機関によりけり。
多くの金融機関では一日2回引き落としが行われますが、時間帯が異なります。
詳しくは下記のページでまとめられているので、参考にしてください。

振込(繰上返済)
引き落とし日(27日)よりも前に支払いたい時は、振込で支払いましょう。
待っていれば引き落とされるのに、何で繰上返済する必要があるの?
と思うかもしれませんが…
繰上返済をすることで、
- 限度額に余裕ができる
- 金利手数料(利息)を抑えられる
- 返済能力が高いと評価される
このようなメリットを得られます。
特に「金利手数料(利息)」を抑えられるのは大きいです。
支払期間が長引くと、それに伴い金利手数料もかさんでしまいます。
その結果、キャッシング利用額<利用額+金利手数料となります。
つまり、返済総額が多くなってしまう〜ということ。
なので、少しでも節約したい時は、積極的に繰上返済をしましょう。
繰上返済の方法は下記の通り。
- 楽天カードコンタクトセンターに連絡
- オペレーターにつなぐ
- 繰上返済したい旨を伝える
- 振込先の案内があるのでメモする
- 指定口座に振込
(振込手数料は自己負担)
楽天カードコンタクトセンター
☎0570-66-6910 |
🕛9時30分〜17時30分 |
※ゴールド・プレミアム会員は、カード裏面記載の「プレミアムカードデスク」に連絡
最初に自動音声が流れるので、「4:支払い関連」→「0:その他のお問い合わせ」とプッシュし、オペレーターにつなぎましょう。
コンビニ払い(遅延した場合のみ)
楽天カードの支払い(ショッピング・キャッシングとも)に遅れると、催促が届きます。
最初はハガキが届くのですが、そこにはコンビニ払い可能な振込書が同封されています。
これを持って最寄りのコンビニに行き、当月の支払額+遅延損害金を支払いましょう。
※遅延すると生じるペナルティは、こちらのページでまとめられています。

楽天カードのキャッシング|繰上返済するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
|
|
キャッシング利用分の繰上返済をするメリット・デメリットが上記の通り。
メリットは先ほども簡単に記載しましたが、
- 限度額に余裕ができる
- 金利手数料(利息)を抑えられる
- 返済能力があると評価される
この3つ。
限度額に余裕ができれば追加融資が受けられますし、金利手数料を抑えれば節約にもつながります。
また、返済能力があると評価されると、増額審査でも有利になります。
ただ…
繰上返済にはデメリットもあります。
まず、繰上返済は「振込のみ」という点。
コンビニATMや銀行ATMから返済できず、指定口座に振込むしか方法がありません。
しかも、振込先を確認するために「楽天カードコンタクトセンター」への問い合わせが必須。
さらに、振込手数料は自己負担。
なので、細々繰上返済をしていると、振込手数料がムダにかさんでしまいます。
繰上返済をするなら、なるべくまとめて振込むのがベストですね。
楽天カードのキャッシング|返済シミュレーションの活用方法
楽天カードのキャッシングは「返済シミュレーション」ができます。
シミュレーション=実験・観測。
一言で表せば「模擬実験」という形。
シミュレーションを利用するにあたり、料金はかかりません。無料で利用できます。
試しに、一度シミュレーションを利用してみましょう。
まずは下記の青文字をタッチし、シミュレーションのページにアクセス。
▶▶キャッシング返済シミュレーション
すると、このような画面が表示されます。
次に、希望借入金額と支払い方法を設定します。ここでは、借入額を10万円、リボ払い額を1万円としてみます。
入力が完了したら「計算する」のボタンをタッチ。
すると…
キャッシング返済シミュレーションの結果が表示されます。
10万円を借り、毎月1万円をリボ払いで返済する場合、利息(金利手数料)が8,130円生じます。
そのため、返済総額(支払合計)が108,130円になります。
では、毎月2万円で返済するのか?シミュレーションしてみると…
利息(金利手数料)は4,435円、返済総額(支払合計)は104,435になります。
このように、なるべく多く返済することで、利息や返済総額を抑えることができます。
ちなみに、リボ払いの場合、毎月の最低支払い金額が決まっています。
利用額 | 最低支払額 |
〜10万円以下 | 3,000円+利息 |
10万円超〜20万円以下 | 6,000円+利息 |
20万円超〜50万円以下 | 10,000円+利息 |
50万円超〜100万円以下 | 20,000円+利息 |
100万円超 | 40,000円+利息 |
楽天カードのキャッシング|返済額を確認する方法
キャッシングの返済額は「楽天e-NAVI」か「電話」で確認できます。
楽天e-NAVIで確認する場合は、ログイン後「ご利用明細」をタッチすれば確認できます。
楽天e-NAVIに反映されるのは12日ころですが、この時はアクセスが集中して表示されにくいです。
電話で確認する時は「楽天カードコンタクトセンター」に電話。
自動音声が流れたら、3:各種照会→2:請求額の照会、とダイヤルをプッシュしましょう。
楽天カードのキャッシング|返済額を変更する方法
キャッシング利用分をリボ払いで返済している場合、希望に応じて返済額を変更(増額・減額)できます。
ただし、利用額に応じて最低支払金額が設定されています。
この金額を下回る返済額にはできないので、注意してください。
利用額 | 最低支払額 |
〜10万円以下 | 3,000円+利息 |
10万円超〜20万円以下 | 6,000円+利息 |
20万円超〜50万円以下 | 10,000円+利息 |
50万円超〜100万円以下 | 20,000円+利息 |
100万円超 | 40,000円+利息 |
返済額を変更する時は、楽天e-NAVIの「リボ払いお支払いコースの変更」から手続きを進めます。
▶▶こちらをタッチすると変更ページが表示されます
契約内容によって異なりますが、現在のリボお支払いコースがこのように表示されます。
そして、「リボお支払いコースの変更」より手続きを進めます。
- ショッピングリボのみ変更
- キャッシングリボのみ変更
- 両方変更
ここでは「キャッシングリボのみ変更」を選択します。
返済額の入力欄が表示されるので、任意の額を入力しましょう。
最低支払額を下回る時などは、入力内容に誤りがあります〜というエラーが表示されます。
最後に、確認画面に移動し「申込む」をタッチすれば手続きは完了です。
楽天カードのキャッシング|利用・返済時の手数料を抑えるコツ3つ
楽天カードのキャッシングを利用するにあたり、様々な手数料がかかります。
例えば、ATMから引き出す時(借り入れる時)に手数料が生じますし…
利用期間に応じて利息が生じますし…
リボ払いで返済する時も手数料がかかります。
では、どうすれば手数料を節約できるのか?
そのコツを3つご紹介します!
楽天カードのキャッシング|返済日(引き落とし日)は27日
楽天カードのキャッシングは、毎月27日が返済日(引き落とし日)になっています。
これは、ショッピングと同じですね。
土日祝日の場合は翌営業日に引き落とされます。
引き落とし日を変更(延長)することはできず、27日引き落としが絶対となっています。

楽天カードのキャッシング|返済に遅れると生じる問題
残高不足などで27日に引き落としができないと「遅延」という扱いになります。
遅延=支払い遅れ。
返済期日を守らなかったと判断され、様々なペナルティが生じます。
また、信用情報機関(CIC・JICC)にも情報が残るため、他のクレカやローンの利用に不都合が生じる恐れも。
ペナルティの詳細は下記のページで解説されているので、参考にしてください。

キャッシングの返済に関するQ&A
以下、キャッシングの返済についてQ&Aをまとめました。
Q:分割で返済することはできないの?
キャッシング利用分は、分割で返済することができません。
一括もしくはリボ払いのみとなっています。
事情により支払いが困難な時は、楽天カードコンタクトセンターに相談してください。
Q:返済が反映されるのはいつ?
返済方法によって異なります。
例えば、口座振替で返済している場合。
引き落とし口座が「楽天銀行」であれば、当日〜翌営業日までに反映。
それ以外の場合は、2〜4営業日ほどかかります。
振込(繰上返済)した場合は、当日〜翌営業日までに反映されます。
Q:一括で返済したい時はどうすればいいの?
リボ払いで返済しているけど、お金に余裕ができたから、まとめて一括で返済したい…
という時は、楽天カードコンタクトセンターに連絡しましょう。
もしくは、自動音声ダイヤルに電話をしてもOK。
流れとしては…
自動音声ダイヤル(0120-30-6910)に電話→4:支払い関連→1:一括(全額)お支払い、とプッシュ。
振込先が案内されるので、指定された口座にまとめて振り込みましょう。
※参考ページはこちら
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まとめ
- キャッシングの返済はコンビニでできない
- コンビニATM・銀行ATMからの返済に対応していないため
- 返済方法は「口座振替」もしくは「振込(繰上返済)」
- 一括(一回)払いかリボ払いを選択できる
- リボ払い額の変更や、まとめて一括で支払うこともできる
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